第30回 選択理論心理学の効果とは?
こんにちは!10月はハロウィンですね!仮装パーティーなどに参加する方もいらっしゃるのでしょうね!
さて、よく選択理論心理学って何?と聞かれる事があります。
一体選択理論心理学って何でしょうか?
私は選択理論心理学を一言で言うならば、
人はどの様に認知し、どの様に動機付けられ、どの様に行動するのか。と言う事を脳の仕組みを通して説明した心理学です。
と答えます。
従来の心理学は刺激反応理論と言って、人は外からの刺激に反応し行動すると考えます。
例えば、電話が鳴った。だから電話に出なければいけなくなった。折角面白い映画をテレビでやっていたのに。
あの時電話が鳴らなければ集中してみていられた。電話がかかってきたおかげで台無しだよ!
と考える。
これに対して選択理論は、外からの刺激は単に情報に過ぎないと考えます。
電話が鳴った。しかし、今はこの映画を観ていたい。名前を確認したが緊急な用事がある相手ではなさそうだ。
観終わったらこちらから連絡すれば良いだろう。
こんな風に考えます。
電話が鳴ったからといって絶対に出る必要は無い訳です。
出来事に対してどの様な行動に出るかは自分で選択出来るわけですね。
人は自分なりの価値フィルターを通して情報を精査して認識します。
そして自分の大切な人や物、価値観から来る上質世界と言う世界を持っていて、
その上質世界と言うイメージの世界に貼ってある物を得ようとして行動する。
この電話の場合、電話の相手が今みている映画よりも大切だと判断すれば即座に対応したかもしれません。
パートナーと練習している時もそうです。
相手の態度や言動はただ単に情報に過ぎない訳です。
それが今の自分の願望にある物を満たすならばそれに対して反応して行動する。
そうでなければ反応したり行動する必要は無い訳です。
ただし反応せずに行動しない場合、無視をしたり態度で嫌感を出せば大切なパートナーとの関係性が悪化する可能性がありますから、
言葉や態度に注意する必要がある訳です。
考え方や捉え方が変われば身近な人との関係性もグッと良くなる!
これも選択理論心理学の効果の1つですね。
(2016年10月18日更新)