社交ダンス用語辞典
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は | ひ | ふ | へ | ほ |
ま | み | む | め | も |
や | ゆ | よ | ||
ら | り | る | れ | ろ |
わ |
- ISTD
- 1924年に設立された、英国ダンス教師協会の略。
教師協会初代会長のビクターシルベスターやアレックスムーアたちが、
各国のダンスを標準になるダンスかどうか調査し、1924年から
1948年の24年かけてリバイズドテクニックという教本が出版された。
標準のスタンダードステップ、スタンダードバリエーション、
ネームドバリエーション、ニューバリエーションを形成。過去に幾度か改定している。
http://www.istd.org/ - アウトサイド・パートナー
- パートナーの右外側へ右足を前進させる事で通常OPと略されます。但し、左外側へ左足を前進させる場合は、左のOPといいます。
- アクロス
- 体重を支えている足を横切ってステップすること。
- アソシエート
- 日本におけるダンス教師資格のランクで、最初に与えられる階級名、準会員のこと。アソシエート、メンバー、ライセンシエート、フェローの順に分けられている。
- アツプ
- その前のステップで、ライズした同じ高さを保つことをいいます。ワルツがじょじょにライズをするのに対し、フォックストロットの第二歩、第三歩は同じ高さです。
- アマウント・オブ・ターン
- 一歩又は、数歩間の回転量。360°を全回転として、1/8(45度)単位に表示する。回転量は上体の方向に関係なく、足の方向を基準として定めている。
- アマルガメーション
- いくつかのステップを組み合わせて、ある一定の形になったものがフィガ-。フィガ-を連ねて作られた一連の踊りの構成をル-ティンという。ル-ティンを合理的に組み合わせたものをアマルガメ-ションという。ステップとフィガー、ルーティンとアマルガを一緒の意味で使っている人が多数いる。
- アライメント
- フロアーに対する足の位置のこと。ダンスを踊る上で、LOD、壁、中央等に関連した足の指す方向のことで、「面して」「向けて」「背面して」の3つの用語が使われる。
- アンダー・ターン
- 正規の回転量より、少なく回転する場合をいう。
- インフロント
- 正面又は前方のことで、ダンスではパートナーと向かい合っていること。
- インライン
- パートナーを正面にして前進又は後退すること。
- インサイド・エッジ
- 足の内側のふちのことです。
- LACD
- 現JDSF。
旧日本アマチュアダンス協会(JADA)の組織を大改革し、旧社会人ダンス連盟と日本アマチュア競技ダンス連盟(LACD)の組織を融合し、全日本学生競技ダンス連盟を含めてわが国のオールアマチュア統合組織JDSFとして発足。
(JDSF) - エル・オー・ディー
- ライン・オブ・ダンスの略。カップルが踊り進む舞踏方向線のことで、フロアを時計の針の回転と反対の方向に踊り進む。普段はL・O・Dと示されます。
- エントリー
- デモンストレーションで通常のホールドになるまでの演技。先行フィガーのことをいう場合もある。
- オープン戦
- 競技会出場資格の規定のひとつで、Aリーグ/LACD西部総局では通常A~C級のみで行われ、4種目総合で競われる。 ラテンなどで出場者の少ない場合はD級も出場可となる場合もある。
- オープン・シャッセ
- 足を完全にそろえずに行うシャッセのことです。チャチャチャやジャイブのシャッセなど。
- オープン・ターン
- 第一歩で前進、第二歩で女性を回り込むような感じで横に、第三歩で後退または横に開く回転方法。
- オーブン・ポジション
- 男性左手で女性の右手をとリ、他の手は、フリー・ハンドとなりますが男性右手で女性の右手、男性左手と女性左手、両手をとることなどもあります。
- オーバースウェイ
- ピクチャー・ステップとしての場合とフィガーとしての場合がある。ピクチャー・ステップ:男性は左足、女性は右足を側方に大きく開き、左上体半面 を 左斜め後方にシェイプ。男性は頭を女性のほうに向けてシェイプするステップ。
(フィガー) - OFP
- オープン・フェンシング・ポジションの略でクローズド・フェンシング・ポジションよりも少し離れて男子の左手で女子の右手をホールドしたポジションのこと。
- OP
- アウト・サイド・パートナーの略。男性が女性の右外側、又は女性が男性の右外側に前進する時に使われます。
- オープン・フィニッシュ
- 一つのフィガーの終わりに、一方の足をパートナーの外側に前進したり、パートナーを外側にして後退し、足を前方又は後方へ開いたままの状態で終わる場合をいいます。タンゴのオープン・プロムナードが例。
(プロムナード・ポジション) - オープン・プロムナード
- タンゴで、PPより男女が前進し、オープンフィニッシュ(男女が向かい合い、男性左サイドリードでアウトサイドに出て、足を開いた状態)で終わるフィガー。
- カウンター・プロムナード
- プロムナード・ボジションと反対に、男性の左側と女性の右側が接し、その反対側を開く形をいいます。
(プロムナード・ポジション) - カウント
- ステップのリズムを数えること。音楽のリズムに合わせ、拍子を取ること。
- 壁
- ダンスではLODに向かって右側をすべて壁といいます。
- 壁の花
- ダンスパーティで誘ってくれる男性がいない女性が会場の端で立っている様を比喩したもので、逆に男性の場合は「壁のシミ」と言う。
- カップルレッスン
- ダンスレッスンにはグループレッスンと個人レッスンがあり、個人レッスンの中で特定のパートナーやリーダーと組んで受けるレッスンのことです。 ペアレッスンとも言われる。 尚、グループレッスン形式で複数のカップルを集めて行われるレッスンのことを言う場合もある。
- クイックステップス
- 正式名称:クイックステップス。
モダンダンスの一つ。アップテンポで速めの楽しくてかわいい雰囲気の踊り。 - クラッシュ・ダンス
- フロアが混んでいるときの踊り方。
- クローズド・ターン
- 回転の2歩目、又は3歩目で、両足を閉じる回転のこと。
- クローズド
- 他の地域や組織の人は出場できないという競技会出場資格における規定のひとつ。逆に制限の無いことをオ-プンという。
- クローズド・フィニッシュ
- 一つのフィガーの終わりに、量足を閉じて終わること。タンゴの場合はオープン・フィニッシュの対として用いられる。
- クロース・ポジション
- ラテンのボジションで、クローズド・ポジションが、約15~20センチ離れているのに対し、クロースは、軽く接触するくらいに近く組んでいるポジションです。ルンバのリバース・トップ、サンバのリバース・ターン (クローズドでも踊れる)などで見られる組み方です。一つのフィガーの終わりに、量足を閉じて終わること。タンゴの場合はオープン・フィニッシュの対として用いられる。
- クローズ・ホールド
- 男女が正対した通常のホールド。
- 個人レッスン
- プロのダンス教室で行われるレッスン形式のひとつで、価格は1時間(実際は40~50分)5000円~10000円程度が多く2~5回分のチケットを買って1回のレッスン毎に渡す方式が多い。毎週曜日と時間を決めて受ける方式と、先生の空いた時間を都度予約する方式がある。
- コレオグラフィ
- ダンスの振り付けのこと。
- コントラ・チェック
- フィガーとしてのコントラ・チェック(3歩)とピクチャー・ステップとしてのコン トラ・チェック(1歩)がある。
- コントラリー・ボディー・ムーブメント・ポジション
- CBMがボディーの運動をいうのに対して、これは足のポジションのことを表現します。したがって、身体の回転をともなうのではなく、ステップする足が前方又は後方へ体を横切って置かれた位置のことをいいます。CBMPの略語が使われます。
- サポーティング・フット
- 体重を支えているほうの足。これに対し、他方のステップをする足の方は、リーディ ング・フット。
- サンバ
- ラテンダンスの一つ。ブラジルのリオのカーニバルでよく見られる。
お祭りの踊りなのでにぎやかで楽しい雰囲気。モダンのクイックとリズムが同じ。 - サイド・リーディング
- 今までショルダー・リーディングと呼ばれていましたが、新テクニック・ブックではサイド・リーディングと呼ばれる事になりました。前進又は後退の時、動く足と共に同じ側のボディー・サイドを前方、又は後方へ先行することです。
- シード選手
- 全日本やインターナショナルなどの競技会では、前回の競技会の成績によって選ばれ、第2予選から出場できる選手。
- シェイプ
- 「型」という意味。カップルの型を示す。(例:ワルツのナチュラル・ターンの2~3 歩は、右へのシェイプなど )
- シークエンスダンス
- フィギュアの順序を決めて踊るダンスのこと。20世紀初頭まで一般に踊られていたダンスの様式。足の置き方もバレエのテクニックが使われ、全員同じステップで通常8~16小節を繰り返し、集団で踊られていた。現在もオールドタイムダンスとして踊られている。
- シークエンス
- いくつかのフィガーをある一定の規則で配列したアマルガメーション。
- ジャダ
- 日本アマチュアダンス協会、略称JADA(Japan Amateur Dancers Association)のこと。JADAは、日本のアマチュアダンス界最大の全国組織で、アマチュアダンスの発展や国際競技会の開催まで幅広く活動をしている。JADA7級~JADA1級までのランクがある。
- シャッセ
- 開く・閉じる・開くという三歩のフィガー。Q.Q.Sのリズム。
- シャドー・ポジション
- ラテンのポジションで、二人が同じ方向を向いて横、または、前後になったときの位置。
- 順位法
- 試合においての成績の付け方の一つ。気に入ったカップルにチェックを入れるのではなく、ジャッジそれぞれがここのカップルは一位、ここは二位、と順位をつける選抜方法。ファイナルは原則的に順位法、セミファイナルも順位法なであることが多い。チェック法は対義語。
- 招待選手
- 前年度ファイナル(決勝)に残り、招待により競技会に出場できる選手。
- ショルダー・リード
- ステップする足と同じ側の肩を先行させること。肩だけでなく腰もともなって いることが重要。
- ショルダー・スイング dd>肩のスイングのこと。肩を前方または後方から横へ振り出すことで、ヒッ プと脚のスイングをともなう。
- シラバス
- 本来はテクニックブックのことだが、競技会や講習会などのマニュアル(手引書)の意味で使う場合もある。
- シンコペイション
- ダンス用語としては、正常なステップのタイミングを変化させる場合をいいます。例えば「S・Q・Q」を「Q・S・Q」とするなど。本来はテクニックブックのことだが、競技会や講習会などのマニュアル(手引書)の意味で使う場合もある。
- CBM
- コントラリー・ボディー・ムーブメントの略。ステップする足と反対側の上体をステップする足と同時に前方又は後方に振り出す事。通常、回転の一歩で用いる。
- CFP
- クローズド・フェンシング・ポジションの略で少し離れてパートナーと互いに向かい合って組むこと。
- CPP
- カウンター・プロムナード・ポジションの略。男性の右側と女性の左側が開き、男性の左側と女性の右側が隣接してVの字形になるポジション。
- スイッチ
- ダンスでは、男女が両足のボールで右へ鋭く回転するフィガーで、主としてタンゴで 使用。
- スイング
- 時計の振り子やブランコが揺れるように、静かに動き始めたものが、加速度を増して 、進行または回転していく動き方。
- スウィブル
- 体重のある足(支え足)のボールで右または左に回転すること。
- スウェイ
- からだを左右に傾斜させること。
- スクェア
- スクェア・ツウ・パートナーの略で、男女が向き合っているポジションをいう。パートナー・スクェア、パートナー・イン・ラインともいいます。
- スタッカート
- 音を強く、はっきりと切って演奏すること。ダンスでは、一歩一歩を区切って踊ることで、主としてタンゴで用いられます。
- スタンダード・バリエーション
- 標準化されたバリエーションのこと。つまり、バリエーションの中で、踊り方の標準が規定されているものをいいます
- ステップ
- 通常、一歩一歩の足の動きをいう。また、一定の形になったフィガーのこともステッ プと呼称される。
- スパニッシュ・ライン
- パソ・ドブレのベーシックの一番最初のポーズ。前に出している足をほぼ90度に曲げ、その足はつま先立ち。さらに前に出している足に体重を乗せるという難しいポーズ。
- スピン・ターン
- モダンダンスのステップの一つ。ベーシックではワルツとクイックに見られ、スローにも似ているインビダンス・ターンというものがある。
- スピン
- 二歩以上の回転で、ピボットにつづけて体重を支えている足のボ-ルで、さらに回転をつづけること。
- スロー
- 正式名称:スローフォックストロット。モダンダンスの一つ。ゆっくりと流れるような踊りでモダンダンスの中で一番難しいとされている。
- セイム・フット
- 男女が同じ足(男女とも右または左足)でステップする時に使われます。
- セグエ
- モダンラテン各5種目中、3種目以上をつなぎ合わせた音楽でひとつにまとめて踊ること、創意工夫の余地が大きいダンスのこと。主に日本とドイツで国際的なセグエ競技会が開催されており、日本では1984年から始まった。
- ゼネラルダンスタイム
- 競技会の途中で観戦者のためにダンスを踊れるように設けられた時間のこと。実際は競技会選手たちが次の競技の慣らし練習に使っている。
- タイミング
- 踊りのリズムに対してステップをする時、音楽のビートに合わせる事。
- タイム
- 音楽の一小節を構成している拍数。
- タップ
- つま先で軽く床をたたくこと。また、体重を支えている足のそばへ他方の足のボール ・ルーム・インサイド・エッジで、体重を移さずに置くこと。
- ダブル・ホールド
- 両方とも、パートナーの手を取った組み方。
- ターン・アウト
- 足のつま先を外側に向けて、ステップすること。
- ターン・イン
- 足のつま先を内側に向けて、ステップすること。
- チェック
- 試合においての選抜方法のひとつ。何人かのジャッジが、決められた数の中、気に入ったカップルに一つずつチェックを入れていく。チェックの数が多いカップルが次の予選へとあがれる。対義語として順位法がある。
- チェック
- ある方向へステップした一方の足から他方の足へ体重をもどす動作をいいます。
- チェック・バック
- チェックで、他方の足にウエイトを戻す事。
- チャチャ
- 正式名称:チャチャチャ。ラテンダンスの一つ。ラテンダンスの中で一番アップテンポ。モダンのタンゴと同じリズム。
- 中央
- ダンスではL.O.Dに向かって左側をすべて「中央」という。
- ツイスト
- ひねるという意味だが、片しの上(ボール)で体を右または左へよじることをいう。タンゴのナチュラル・ツイスト・ターンの後半部にある動作では、右足のボールと左足のヒールで回転させる。
- デモンストレーション
- 模範演技のこと
- テンダンス
- 競技ダンスには、ワルツ、タンゴ、スロ-フォックストロット、クイックステップ、ウインナ-ワルツのモダン5種目と、ルンバ、チャチャチャ、サンバ、パソドプレ、ジャイブのラテン5種目がある。この10種目を“テンダンス”と言って、競技会で踊るのもこの10種類。そして、この他にパ-ティで踊るダンスに、マンボ、ブル-ス、ジルバなどがある。
- テンポ
- 音楽のリズムの速度のことで、1分間に演奏される小節数で示される。ダンスの各種目ごとに標準テンポが決められている。
例:ワルツ 3/4拍子 30小節 タンゴ 2/4拍子 33小節 ルンバ 4/4拍子 27小節
チャ・チャ・チャ 4/4拍子 32小節 サンバ 4/4又は3/4拍子 54小節 - DTA
- 英国の代表的な教師協会のこと。
- トウ
- つま先。
- トゥイスト
- 「よじる」という意。両足で同時によじるような動作で右または左へ鋭く回転すること。
- トウ・ピボット
- 片方のトウまたはボールで回転し、他方の足を体重を移さないでそろえ、そろえた足から前進するまわり方で、ダブル・リバース・スピンの男性の二~三歩はよい例である。
- トーション
- ねじり。ポイズでトゥイストとは、悪い意味で、ねじれてしまっていることをいうが 、トーションとは、意識して身体をひねり、バネを持たせること。
- ドライビング・アクション
- 前方または後方へだんだん加速しながら、支え足を用いて身体を推進させる動作。
- ニー・バック
- ラテンで使われる言葉で、膝があたかも後ろへそるかのように、足をしっかりと伸ばすことをいう。
- ノーフットライズ
- ボディ及び脚だけで感じるライズのことで、支え脚のヒールは床にコンタクトしている。略語としてNFRが使われる。
- ノン・シークエンス・ダンス
- フィガーとフィガーとの接続が自由に行われ、その接続の順序が一定不変でないダンスの事。 例:ボールルーム・ダンス
- パートナー
- ダンスは二人で組んで踊るものであり、カップルのうち、女性の方をパートナー、男性をリーダーと呼ぶ。これに対し、リーダーは対義語。
- パートナー・アウトサイド
- 女性を右側外に、または男性を右外側に後退させるときに使われ、POの略語が使われる。
- パートナー・イン・ライン
- 男性と女性が向き合い、正常の踊る位置に位擦ることをいう。
- バウンス
- 「はねる、(球などが)はずむ」の意味。ひざと足首の伸縮によって上下に身体をリズミカルに動かすことをいう。
- バウンス・シャッセ
- はずむような感じで踊る、横に揃える、横に動くフィガーをいい、通常2回ずつ踊る。
- パソ・ドブレ
- ラテンダンスの一つ。略称はパソ。リーダーは闘牛士、パートナーは闘牛、または闘牛士のマント(ケープ)を表している。
- バランス
- 舞踏中にウエイトを正しく移動すること。
- バリエーション
- 基本フィガーはイギリスの権威のある教師協会によって制定。それにつぐフィガーをスタンダード・バリエーションという。これにつぐフィガーをネームド・バリエーションネームドという。これにつぐフィガーはポピュラー・バリエーションという。それ以外のフィガーをバリエーションという。一般的にポピュラー・バリエーション以上のフィガーを指す。
- ヒート
- 試合の予選において、ダンスフロアが狭い場合、何カップルかのグループにわけて選抜を行う。そのグループわけの名称。1ヒート、2ヒート、というふうに数える。
- ビート・バリュー
- 各ステップの音の長さのことです。例えば、一拍とか1/2拍、1/4拍など。
- ヒール
- かかと。
- ヒール・ターン
- 片方の足で後退し、他方の足をそろえながら後退した足のヒールで回転して、回転した足から前進または横に開く回転をいう。
- ヒール・プル
- プル・ステップとも呼ばれ、両足を少し開いたヒール・ターンのこと。 dt>ヒール・ピボット
- ヒール・ターンの一種。片方の足のヒールで回転させ、もう一方の足を引き寄せて揃 え、体重をのせずに、そのままその足を前進させる動作。
- ヒール・リード
- ヒールから前進するときに用いる。
- ピクチャー・ステップ
- 男性は左足CBMPに前進し、左サイドを伸ばして、シェイプし て一瞬静止したポーズ。女性は右足CBMPに後退し、左サイドを伸ばして、シェイプし て一瞬静止したポーズ。
- ピクチュアポーズ
- 流麗なム-ブメントから一瞬の見せ物で頂点を極めるオーバースウェイやランジなどの決めポ-ズのこと。 ピクチャ-ポ-ズを配したコンビネ-ションの妙技はダンスの醍醐味のひとつ。各種目のそれぞれに代表的なピクチャ-ポ-ズがある。ピクチュアステップも同じ意味で使われる。
- 左サイド バイ サイド・ポジション
- 女子が男子の左側で両者共同じ方向に面したポジションのこと。
- ピボッティング・アクション
- 前進した足でピボットと同様な回転をするが、他方の足をCBMPに保たないで、ワルツのナチュラル・スピーン・ターンの女性の第四歩で用いらる。
- ピボット
- 片方の足で前進または後退し、他方の足を後方または前方にCBMPに保ちながら、片方の足だけで回転することをいう。
- ヒンジ
- 男性がオーバースウェイを踊るあいだに、女性がレフト・ホイスクを踊るフィガーをヒンジという。
- ファン・ポジション
- このポジションはルンバとチャチャチャで用いられます。女性は男性の左横で、身体を男性に対してほとんど腕の長さに離れます。女性の右足の延長線は男性の前の約15センチメートルのところを通る。
- フィガー
- 二歩以上のムーブメントを合理的に接続して一定の形となったものをいう。
- フォーメーションダンス
- 2人一組が8組(4組~10組の場合もある)のチ-ムを結成し、全員で一つの踊りをすること。フォ-メ-ションの審査は通常、技術点(技術・ライン・振付・構成)と芸術点(音楽性・表現力・印象度)の総合評価で行なわれる。数組がさまざまなステップを組み合わせて踊ることによって生まれるラインの美しさとチ-ム全員の連帯感を何よりも大切にするダンス。直線と曲線をいかにスピ-ディに美しく変化させるかも重要なポイント。
- フォールアウェイ・ポジション
- 男女がPPで後退するポジションをいう。
- フォロー
- 通常、女性が男性のリードにしたがって踊ることをいうが、ラテン・ダンスでは男性が女性にフォローすることもある。
- フットワーク
- 片足または両足のどの部分が床に接するかを定めること。
- フリック
- 一方の足を少し床から浮かし、つま先を下に向け、ウエイトのかかっている足の後方、又は前方へ振るように、速やかに動かす動作をいう。
- ブラックプール
- イギリスの北西部アイリッシュ海に面した風光明媚な保養地の地名で、マンチェスタ-やリバプ-ルに近い観光都市。この街で、世界で最も長い歴史と伝統を誇る「全英選手権」が毎年開かれる。それゆえ「全英選手権」のことを「ブラックプ-ル」と呼んでいる。1920年から始まり通算第71回を迎え、毎年5月の最終週から6月初めにかけて8日間開催され、世界中のダンサ-がこのブラックプ-ルを目標に一年間練習に励む。何の制限もなく、出たい人は世界中の誰でも出場できることが魅力。
- ブラッシュ
- 両足が離れた位置から、片方の足で他方の足に体重を移さないでそろえ、ただちにその足を横または前後に動かすこと。
- ブラッシュ・ステップ
- 男性がヒール・ターン又はヒール・プルを行なった時、女性が行なう前方回転のこと。女性が右足前進で右へ回転しつつ、左足を横に開き、右足でブラッシュして後退するステップです。 例:フォックス・トロット及び、クイック・ステップのナチュラル・ターンににおける女性の第4、第5、第6歩の足が相当する。
- フラット
- 足の裏全部をフロアーにつけることをいう。
- プル・ステップ
- 男性が用いるヒール・ターンの一種。左足を後退し、第二歩で右足を引き寄せるとき右足のヒールで床にプレッシャーを与えながら、左足のヒールで回転し、右足を横に開き体重を右足に移して、次に左足を右足にブラッシュして前進するターンをいう。ヒール・プルとも呼ばれている。
- フルチェック
- 全員のジャッジからチェックをもらうこと。
- ブレーク
- 音楽の節とのつなぎに、正常なリズムを破ってステップする事をいう。ブレークの中には、シンコペイションで行われる場合が多い。
- フレーズ
- フレーズとは、音楽の切れめのことです。8小節とか16小節に区切って、アマルガメーションを合わせるときに用いられる。
- プレッシャー
- 足底の一部または全体で床に圧力をかけることをいう。
- フロアクラフト
- フロアの使い方のことで、直接的には他のカップルとの接触を避けるための技能のこと。
- ブロークン・スウェイ
- ウエストから上部の左右への傾斜動作です。装飾的に用いられる表現技術。
- プロムナード・ポジション
- 男性の右側を女性の左側に近づけ、その反対側をⅤの字に開いた位置のことでPPの略語が使われる。
- FAP
- フォーラウェイ・ポジションの略でプロムナード・ポジションで後方に移動すること。
- ベーシック
- そのダンスにおいて一番基本的なステップを組み合わせた比較的簡単な踊り。
- ベーシック・フィガー
- 基本のフィガーのこと。
- ヘジテーション
- 片方の足に体重をのせ、一拍以上そのまま動きを継続させること。
- ポイズ
- フロアに対する体の傾きのこと。直立姿勢でも前後左右に体を傾けることができ、リーダーとしてパートナーとのバランスを考えたポイズをとることが重要。
- ポイント
- トウは外へ向けて体重を移さないで、トウ又はボールのインサイド・エッジをフロアーに付ける事。また、アライメントとして用いる場合は、体の向きと足の向く方向が一致しない時、「ポイントして」(向けて)という言葉が用いられる。
- ボール
- つま先と土踏まずの間の足底の部分。
- ホールド
- モダンダンスにおいて、二人で組んで踊るために、リーパーそれぞれがつくる上半身のポーズ、あるいは枠のことをさす。
- ホール・フット
- 足の裏全部をフロアーに付ける事をいいます。WFの略語が使われます。
- ポジション・オブ・フィート
- 片方の足に対して、他方の足の位置のことで、フット・ポジション。足の位置とも言う。
- ポスチュア
- 姿勢のこと。モダンでは頭、肩、胸、腰が1直線であることが望ましいとされる。
- ホップ
- 片足で跳ぶ事で、他方の足を体重を移さないで跳ぶ方の足に揃えながら、片方で跳ぶ時に用いる。
- ボディー・コネクション
- 男女の身体の軽い接触のことで、ボデー・コンタクトともいう。
- ボディー・スイング
- ステップした位置に置いた足に、ボディーを強く推進する事。男女共、主として前進する時、意識的に行う。後退する時は、相手の前進スイングを受ける程度に行なう。回転やカーブの時は、ステップした第1歩が、CBMになって、すでに回転及びカーブの方向を示しているので、このボディー・スイングで自然に大きな回転、及びカーブが行われる。
- ボディーピッチ
- 床に対する身体の角度をいう。
- ボディー・ライズ
- 上体と脚部を上方へ伸長することです。普通のライズの場合には、ボディー・ライズの他にヒールを床から離すフット・ライズが伴う。
- ホバー
- 開いた両足を、ほとんどその位置に止め、ライズしつつ、上体をオーバー・ターン又はオーバー・スイングし(正規の回転量又は単に動きをわずかに越えること)、その間に、一方の足の膝を内側にわずかに曲げ、ウエイトを支えている足の膝へ近づけ、次に上体の動きを戻しながら、引き寄せた方の足を横又は斜めに動かして、ウエイトを移す動作のこと。
- ポルカ・リズム
- バランスの一種。この方法は、まずトウでステップし、軽くヒールを下げ(床にはおろさない)再び跳ねるようにライズする。膝は緩めたまま、床から跳ね上がるのではなく、ポルカの踊りのように、両足の上で足首を用いて、軽く弾む動きです。
- 右サイド バイ サイド・ポジション
- 女子が男子の右側で両者共同じ方向に面したポジションのこと。
- ムービングダンス
- ムーブメントが何小節かに渡って続くダンスのことで、タンゴを除くモダン種目、ワルツ、スローフォックストロット、クイックステップ、ウインナ(ヴェニーズ)ワルツの4種目のこと。スウィングダンスとも言う。
- ムービングフット
- 動かしている足のこと。支え足(サポーティングフット)の対象。
- モダン
- 競技ダンス、社交ダンスは大きく二つに分けられる。一つがモダンダンスで、もう一つがラテンダンスになる。モダンはリーダーは燕尾服、パートナーはドレスを着て踊る。二人で組んで踊るため、リーパーの身長差は10センチぐらいが理想的。ワルツ、スロー、クイック、タンゴがモダンである。対義語はラテン。
- ムービングフット
- 動かしている足のこと。支え足(サポーティングフット)の対象。
- ライズ・アンド・フォール
- ライズは、脚の筋肉のつっぱりとひざの伸長および身体の上方への伸長による上昇。
通常、ヒールをあげて床から離れる動作がともないます。
フォールは、支え足のトウからヒールをおろし、次のステップで行われるひざのゆるみをいいます。 - ライン・オブ・ダンス
- フロアを時計の針と反対方向にまわって進む線。LODと略す。
- ラシド
- LACD(The League of Amateur Competition Dancers of Japan)=日本アマチュア競技ダンス連盟の呼称。JADAの構成団体のひとつ。世界アマチュアダンス選手権大会への派遣選手選考競技会でもあるLACDグランプリを主催するなど、日本のアマチュア競技選手の中でもトップレベルの技術を持つ競技選手の全国組織です。尚、1999年2月7日に日本ダンススポーツ連盟(JDSF)としてJADA、等のアマチュアダンス界が統合され、LACDはAリーグと呼称が変わりました。
- ラテン
- 競技ダンス、あるいは社交ダンスは大きく二つに分けられて、一つがラテンダンスで、もう一つがモダンダンスになる。ラテンの衣装は比較的露出度が高めでセクシー。基本的には離れて踊る。サンバ、ルンバ、チャチャ、パソがラテンである。対義語:モダン。
- ランニング・フィニッシュ
- 走るような動作で回転して終わる事。
- リード
- 舞踏中、男性が女性を正しい位置へ動くように、あるいは回転できるように導き、指示すること。
- リーダー
- ダンスは二人で組んで踊るものであり、カップルのうち、男性をリーダー、女性の方をパートナーと呼ぶ。対義語:パートナー。
- リーパー
- リーダー、パートナーの略。カップル、ペアと同義語。
- リズム
- 音楽の規則正しく繰返される強音、弱音の配列をいう。
- リズム・ダンス
- 狭いスタジオや混雑した場所で踊れるように簡略化した踊りの事。遅いテンポのスロー・リズム・ダンスは、フォックス・トロットの代わりに、又、早いテンポのクイック・リズム・ダンスは、クイック・ステップの代わりに踊られます。
- リバイズドテクニック
- ダンスの教科書みたいなもの。モダンは英国のアレックス・ムーアが1948年に初版を出した。ラテンは英国で二種類発表されており、ひとつはISTDのラテンアメリカンダンス部門が1974年に初版を出したもの。もうひとつは第一回ラテン世界選手権でチャンピョンとなったIDTAのウォルター・レアードが1972年に初版を出したものです。尚、モダンは1994年にいくつかのフィガーの削除や追加等を行い、ISTDよりボールルームダンステクニックとして改定されている。
- リボンちゃん
- ダンスパ-ティなどで、踊る相手のいない女性に対してのリ-ダ-役をしてくれる男性のこと。胸にリボンをつけているのでリボンちゃんといい、主催者側が用意してくれる。1回1~2曲ずつ誰れとでも踊ってくれ、最近では“リボンちゃん”ではなく“ダンスパ-トナ-”、“ダンスアテンダント”と称すことも多い。
- リラックス
- 主として、膝を緩める事に使われる。
- リルト
- ウエイトを支えている足の膝だけを屈伸して行なう上下運動。バウンスよりは強い弾み方。ブルースの主要テクニック。
- ルーティン
- ある目的の為に、いくつかのフィガーを合理的に組み合わせたものをいう。
- ルンバ
- ラテンダンスの一つ。大人の愛を表した情熱的で艶っぽいダンス。ラテンダンスの中では一番テンポが遅い。モダンのスローとおなじリズム。
- レガート・アクション
- レガートとは「なめらか」という意味で、レガート・アクションとは、なめらかに動くことです。
- ロアー
- ライズした高い位置から普通の低い位置に戻る動作のことです。
- ロック
- 足を掛ける素早いステップ。クイック、チャチャ、サンバなどに見られる。
- ワルタン、ルンチャ
- JADAの大会ではラテン競技ならルンバとチャチャチャ、モダン競技ならワルツとタンゴの2種目の合計成績によって競われることが多い。その競技種目のことを、ダンス界ではルンチャ、ワルタンと略して一つの言葉のように呼んでいる。
- ワルツ
- モダンダンスの一つ。このワルツのみ3拍子であり、他は4拍子である。3拍子で波を作り、流れるような優雅なダンス。
- ワン・ピース
- 男女の身体が一つの身体の様に一体となる事をワン・ピースという。また、トウから腰と上体、そして頭までが一体となって動く事を示す場合もある。