第2回 【メンタル】そもそも「メンタル」ってなに?
第2回 【メンタル】そもそも「メンタル」ってなに?
レッツダンスを御覧の皆さん、初めまして!
社交ダンス情報ラジオ番組『ダンスウェーブ』オフィシャルブロガー、メンタルコーチの島田裕です!
今回は初登場ということで、自己紹介も兼ねて書かせていただきたいと思います。
皆さんは、「メンタルコーチ」って御存知でしょうか。
スポーツの現場では、例えば
・五郎丸選手(ラグビー日本代表)の「ルーティン」を一緒に作ったメンタルコーチ荒木香織さん
・横峯さくら選手(プロゴルファー)のスランプ脱出を手助けした森川陽太郎さん
などのお名前を挙げると「ああ、ああいう人たち!」と納得する方も多いのではないでしょうか。
これらはトップ選手をサポートする場合に限った話と思われがちです。しかし実際は、どんな競技レベルの方にも当てはまります。なぜなら、スポーツの現場に限らず、家庭、職場、学校など様々な日常生活の場面でも、どのような「心の状態」で過ごすかというのが重要になってくるからです。
そこで、僕の担当回では、「アドラー心理学」をベースとした「メンタル」「コミュニケーション」についてご紹介していきたいと思います。ダンスウェーブの放送内容から、ピックアップしてご紹介する機会も作りたいなって思っています。
早速ですが、今回は「メンタル」という言葉を題材に、コミュニケーションの基礎について触れてみたいと思います。
そもそも、皆さんは「メンタル」という言葉を聞いて、何をイメージするでしょうか?
・メンタルを鍛えたい
・メンタルが大事
・メンタルが強い/弱い
・メンタル=根性
・こころの病のこと?
・スピリチュアルっぽい
・催眠術
・怪しい
・本番で力を発揮する方法
・メンタルトレーニングのこと?
・ラグビー日本代表の五郎丸ポーズ(ルーティン)
・メンタリストDaiGo
などなど。
人によって「メンタル」から連想するイメージはバラバラ、十人十色ですね。
だからこそ、人と人とのコミュニケーションは難しく、ボタンの掛け違えも起きがちです。
ここで大切なポイントは「違いに気づくこと」。
ひとつの言葉をとってみても、人の数だけ捉え方はあります。認識の違いがあることは当たり前なんです。
この「人は一人一人まったく違う」という前提を持った上で、人とコミュニケーションをとると、相手を思いやることが出来ます。
思わぬ誤解や「そんなつもりじゃなかったのに!」
「なんで察してくれないんだ?」
というイライラ、モヤモヤも軽減できます。
このように「違い」に気づくだけでも、人との関係性がとっても楽になってきますよ。
ちなみに、コミュニケーションって他人とのものだけではありません。
気づかれていないことがほとんどですが「自分とのコミュニケーション」も大切です。
この点については、またいつかお伝えしますね。
また次回の『ダンスウェーブ』コラムもお楽しみに。
それでは素敵な一日をお過ごしください!
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文責:島田裕(ダンスウェーブオフィシャルブロガー)
・アマチュア競技ダンサー(パートナーは奥さん)。
・メンタルコーチ
・コミュニケーションナビゲーター
「思いやり溢れるコミュニケーションが当たり前の世界。」
社交ダンスとメンタルコーチングを通して、その実現を目指しています。
ダンサー、カップル、スポーツ選手、指導者、チームのメンタルコーチとして活動中。また、活動理念に共感したダンスウェーブに合流し、社交ダンス界を盛り上げる為活動中。
ダンスウェーブ公認ブログの一つ『社交ダンス応援サイト ダンスコミュニケーション(通称ダンコミュ)』(http://shimadaism.com/dance-communication/)を運営。
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(2017年1月17日更新)