第60回 Legend No.45
去る4月6日(土)、新宿京王プラザホテル コンコードに於いて、私が所属する桝岡舞踏研究会主催の創立45周年記念舞踏晩餐会が開催されました。
45名の招待客を含め440名のお客様にご来場いただき、大盛会のうちに無事終了しました。
45周年というとちょっと中途半端な数に聞こえますが、実は桝研にとって大変に意味のある数なのです。
会長の桝岡先生は1960年、61年と全日本チャンピオンに輝きました。当時、選手の背番号は固定制で、「3番、長島茂雄」のように「45番」は桝岡組の持ち番だったのです。
今回は「45」をキーワードに様々な企画を考えました。
目玉は「Legend No.45」というタイトルの1960年サンケイ杯の決勝戦の再現です。
まず、その大会の貴重な映像を会場で上映。
その直後、当時の選手に扮した我々桝研OB・OG5組が「45番」のゼッケンを付けた桝岡先生(パートナーは小浜妙子プロ)と共にワルツ・タンゴを踊りました。衣装も30年前のドレスを知人から借り、音源も奥田宗宏ブルースカイオーケストラの曲を使用。
表彰式では1961年当時の本物の優勝カップを授与。
オナーダンスでは桝岡先生が大声援と拍手の中、優勝の味を噛みしめるようにフォックストロットを披露しました。
ミックスコンペ・チームマッチ等、他の演目でもゼッケンを使用する場面がありましたが、「45番」は欠番とし、当日「45番」を付けるのは桝岡先生だけにするということにもこだわりました。
桝岡舞踏研究会は東部総局に加盟する15ある技術親睦団体のひとつで、桝岡会長を筆頭に選手・OB・OG総勢140名が所属しています。
年に一度、親睦と活動資金を得るためダンスパーティーを開催していて、節目ごとに記念パーティーを行うのが慣習になっています。
会長は数年前、奥様でパートナーだった栄子先生を亡くされ、今年84歳になりましたが、まだまだ元気で、日本のダンス界を1本化する強い信念を持っています。
私も、世界で日本が活躍するためには、昔のように一枚岩になって団結する必要を痛感しています。様々なしがらみがあるのは充分に承知していますが、強いリーダーシップを発揮する人物の登場を祈って止みません。
オープニング
1960年サンケイ杯 決勝メンバー
決勝戦
決勝戦の再現
桝岡選手、オナーダンス!
桝岡舞踏研究会 オールキャスト
(2013年5月1日更新)