第63回 Welcome! ドーメン&モニカ
「メ・ベセリ!」「ボンジョルノ!」
スロベニア語とイタリア語でまずは“こんにちは”と挨拶。
先月末、1日だけのドーメン&モニカ組のレッスンをスタジオで行いました。彼らの踊りはDVDでは見たことがあるものの、会うのは初めて。
早朝、品川から京浜東北線でやって来た彼らを直美が関内駅で出迎えてスタジオに直行。ドーメンは身長180cmくらい、モニカは170cmくらいといったところか。スラッと手足が長く、その立ち振る舞いは、さすが全英選手権4位のオーラがありました。
9時半からスケジュール通りレッスンを続けていきましたが、45分のレッスンをきっちり守って時間通りに精力的にこなしていく様子は彼らのマジメぶりが表れていました。
自分は午前中に用事があったので、昼過ぎにスタジオに到着し、先ずは冒頭の挨拶で歓迎の気持ちを表したところ、彼らもニッコリと答えてくれました。
ランチはパートナーショップのイタリアンレストランからパスタとピザを配達してもらったところ、イタリアンガールのモニカはとっても喜び、あっという間に平らげました。
30分のランチタイムの後、午後のレッスンを開始。次第にスタジオに慣れてきたようで、モニカのテンションがパワーアップしてきました。長い手足を使ってもっと動けっ!というジェスチャーがとってもユニークで、気さくで表現力豊かな彼女の一面を見ることができました。
いよいよ自分たちがレッスンを受ける時間になりました。
2人のレッスンを受けて感じたことは、彼らの踊りのキャラクターそのものでした。ドーメンがきっちりリードし、それを受けてモニカが思いっきり表現する。例えて言うなら、スタンダードダンサーのドーメンとラテンダンサーのモニカのコラボとでも言ったら言い過ぎでしょうか。
彼らはチャコットの宣伝にも起用されていて、皆さんもその広告をご覧になったこともあると思いますが、モニカの所作は本当に指先まで神経が行き届いていて、息づかいまで聞こえてきそうです。
今まで、ティモシーやアレッシアがスタジオでレッスンしてくれましたが、現役バリバリのトップダンサーの“今”を感じられたことはとても楽しく有意義な時間でした。これからも彼らとの付き合いを是非続けていきたいと思います。
(2013年8月1日更新)