第1回 良好なパートナーシップを育む方法
皆様始めまして!
今回からコラムを掲載させていただきます田中淳と永田真樹子です!
皆様はダンスのパートナーシップを継続するのって大変だと思うことはありませんか?
毎日の様に喧嘩を繰り返しているカップルの方もいらっしゃると聞いたことがあります。
そんなのって辛いですよね?
今回僕達二人が数年前から学んでいる選択理論と言う心理学を通して『良好なパートナーシップを育む方法』と題して少しでも良好なダンスライフを送って頂けたら幸いです。
では、早速…
今回皆様にご紹介する選択理論心理学は、アメリカの精神科医であるウイリアムグラッサー博士が1976年に提唱した心理学で、『人がどの様に動機付けられ、どのように認知し、どの様に行動するか。』と言う事を「脳の仕組み」として説明した物です。
選択理論心理学を説明する前に従来の心理学である刺激反応理論である外敵コントロール心理学の事を少し説明すると、
1、私は外からの刺激に反応し行動する。
2、私は人を変えることができる。だから他人も私を変えることができる。
3、私は正しい。相手は間違っている。だから正してあげることが私の責任だ。
こう言った考えの上にたっている心理学です。
これに対し、選択理論心理学は、
1、人は内側から動機付けられて行動する。
2、他人を変えることはできない。変えられるのは自分だけ。
3、人は誰もがその時最善だと思う行動をとっている。
こう言った考えの上にたっている心理学なんです。
例えば、ダンスの練習をしている時に、相手が自分の思っている様なタイミングをとってくれなかったとします。
そんな時に、「自分のタイミングの方が良いに決まっている。だから言ってあげなくちゃ。そうすれば相手ももっと良くなるだろう。」
こんな考えのもとで練習をしているとトラブルになりやすいんですね!
こんな時に「僕はこんなタイミングで踊りたいんだけど君はどう思う?君の考えを聞かせて欲しいんだ。」
こんな風に関わるのが選択理論心理学なんですね!
どうですか?こんな風に常に関わりあえるとしたら良くないですか?
次回は人間関係を壊す7つの習慣と関係性を良くする7つの習慣について話しますね!
(2013年11月15日更新)