第68回 現世界チャンピオンに習う
あけましておめでとうございます。
いつもこのコラムを読んでくださる皆様、初めてご覧になる方々にとっても今年が良い年になりますように祈っております。
先月末、アルナス&カチューシャにレッスンを受けてきました。場所は中井先生ご夫妻が経営しているダンスジャルダンです。
3年前に1度カチューシャにレッスンを受けましたが、今年の私共のスタジオ開設10周年パーティーにスペシャルゲストで踊ってもらうこともあり、挨拶を兼ねてのレッスンという次第です。
練習していると、いろいろな疑問が浮かんできます。そして、レッスンでは自分の考えや感覚をどんどんぶつけていきます。ひとことで言えば、世界チャンピオンと我々とは何がどう違うのかということです。
具体的にテーマを持ってレッスンを受けたほうがわかりやすいし、教える側にとっても教えやすいものです。教わり上手という言い方があるように、教える側の気持ちになって質問できるようになると具体的な答えが返ってくるものです。
今回は、立ち方を見直すことをテーマにしました。
すると、身長の違うパートナーとの組み方や、女性のシェイプの取り方などどんどん話が繋がっていき、またその中で新たな疑問が見つかれば質問を繰り返します。
レッスン時間はあっという間に過ぎて行き、また次の機会までにしっかり練習してまた沢山質問を貯めていきたいと思うようになります。
昨年はこのようにして、ティモシー、アレッシア、ドーメン&モニカ達からも多くのことを学びました。私達はもう競技会に出ることはなくても、ダンスとはどういうものか、世界で日本人が勝つためには何が足りないのかということを常に意識して練習し、教わり、指導しています。
でもどのような時でも大切なのは「楽しむこと」だと思います。それは競技であっても同様です。競技会後に「エンジョイしたかい?」と自分に話しかけてくれたマーカスの言葉を今でも忘れません。
今年も多くの人にダンスの楽しさを伝えていこうと思っています。
またこのコラムも、より内容の濃いものを目指していきたいと思います。
最後にアルナス&カチューシャ組のデモをご覧ください。
オドロキのシーンがありますよ!
http://www.youtube.com/watch?v=jODtGZEKP7U#t=279
(2014年1月6日更新)