第7回 上質世界
皆様今日は!五月に入りもうすぐ梅雨の季節になりますね!
さて、前回は人は生まれながらにして五つの基本的欲求を持っている。
そしてその五つの基本的欲求とは
1.生存の欲求
2.愛・所属の欲求
3.力の欲求
4.自由の欲求
5.楽しみの欲求
この五つがあると言う話しをしました。
今回はこの五つの欲求をどの様に満たしているのかという事についてお話しをさせて頂きますね。
選択理論では人は皆、頭の中に自分にとって有益な人や物、出来事や考え方を記憶しておく場所があると考えます。その場所を『上質世界』と言います。
『上質世界』とは、今まで生きてきた中で良い感じを受けた人や物、価値観や考え方から影響を受け、それを写真のように何枚も貼り付けているアルバムのような所です。
人はその時々に『上質世界』にあるいいと思うことや欲しいと思うものを手に入れようと思い行動します。そしてこの『上質世界』は常に貼り変わっていくのです。
例えば今、友達に会いに行きたいと思っているとします。(愛・所属の欲求)しかし、時間と共にお腹が空き、今自分が食べたい物を食べたくなる。(生存の欲求)空腹を満たし、友達の所に向かう途中に本屋さんがあったのでほしい本があった事を思い出して寄り道する。(楽しみの欲求)こういった具合に、上質世界にある『願望』を叶える事で五つの欲求を満たしているのですね。
次回はこの『願望』について少し掘り下げたいと思います。
(2014年5月15日更新)