第10回 良好なパートナーシップを育む方法 その②
皆様こんにちは!
前回は私達の実体験を交えてお話しをさせていただきました。
私達の大切にしていることの一つとして『W.D.E.P』というものがあり、それを取り組んでいるということのお話しをしました。
しかし、そうはいっても練習中にカチンときたり、イラッと来ることは多かれ少なかれ必ずあります。
今回は、そんな時どうしているのかと言う事をお話しをさせていただきます。
まず、何故イラッとしたりカチンと来るのかを理解する。
人は自分が望んでいることが出来なかったり、満たすことが出来ないとイラッとした感情を覚えます。これは不随意行動と言ってなくすことは出来ません。そのイラッと感は感情なのですが、選択理論では感情はコントロールしにくいと考えます。
車のタイヤで考えるならば、前輪は行為と思考、後輪は感情と整理反応と考え、コントロールしにくい感情と整理反応には焦点を当てずに、ハンドル操作のしやすい前輪の行為と思考を変えてコントロールします。
この仕組みを理解しているだけでかなりイラッと感に振り回されることが少なくなると思います。
それでもまだ怒りが収まらなかったらどうするのか。
私はその場からいなくなるのです。
いわゆる『タイムアウトをとる』
そして心が穏やかになってから練習再開です。
大抵の場合は些細なことが原因で喧嘩になり、売り言葉に買い言葉になっている場合が殆どですから、何であんなことを言ってしまったのだろうと考える時間が持てることでしょう。
因みに、喧嘩になってしまった場合に練習を終わりにするのも良いと思いますよ。
今回も最後まで読んで下さいましてありがとうございました。
(2014年8月21日更新)