第80回 今年、ヨコハマは熱くなる!
明けましておめでとうございます!
一年が過ぎるのは本当に早いけれど、年を取るとなぜ早く感じるのでしょうか?5才の子供の一年は1/5だけれど、50才の大人の一年は1/50だとある人が言っていました。ナルホド、妙に説得力がありますね。一日一日を大切に過ごしたいと思います。
今年、横浜ではDance Dance Dance@Yokohama 2015が開催されることが決まりました。アーツフェスティバルの一環として横浜市文化観光局が中心となって行政が主導するイベントです。
社交ダンス・バレエ・フラダンス・ヒップホップ・盆踊り・等々ダンスと呼べるすべてのジャンルを取り込み、文化芸術に取り組む横浜市の姿勢をアピールする狙いです。
前回(3年前)は第1回ということもあり、我々ダンス業界にとっては充分な準備期間も無く終了してしまいました。その反省を踏まえ、
「横浜市に限らず神奈川県全域にダンスを普及させることを目的とする」
「この事業にはプロとアマが協力して参加する」
の2点を柱にして、早くから横浜市からの情報を得て神奈川県ボールルームダンス連盟(KBDF)として始動することになりました。
私達役員は競技選手出身ということもあり、競技会の運営については自信がありますが、普及活動に関してはあまり力を入れてきませんでした。 競技会を開催したり、各教室で営業していれば普及していったひと昔前とは時代が全く違っていることを認識しなければなりません。
私達は、世間の偏見の目から逃れるため、健全に見える方向に進んできたように思えます。そのひとつが競技会であって、勝敗を競う他のスポーツと同等でありたいと願ってきたと思うのです。 そのような方向性により街からダンスホールが消え、選手のための練習場が増えていったものと考えられます。せっかくダンスを習っても、ちょっと楽しく踊る場が無くなってしまったのです。
しかし、そのような場所を特別に用意する必要はありません。レストランやバーの片隅に少しのスペースがあればよいのです。興に乗れば踊ってみたくなる、お酒を飲んだら騒いでみたい、そんな気軽な感じの場が現在の日本にはほとんど見当たりません。
ところで、衆議院が解散したため、成立するはずだった風営法撤廃も廃案になってしまいました。しかし、いづれまた極めて近い将来に成立することでしょう。廃案になったことを歓迎する一部の人を除き、ダンス人口を増やすためには風営法撤廃は必要なことだと思います。
Dance Dance Dance@Yokohama 2015の会期は8月1日~10月4日の65日間です。フラッシュモブも企画しておりますので是非皆さんヨコハマにお越しください。
(2015年1月5日更新)