第16回 喧嘩の現役は?
皆様こんにちは。
2月に入り、まだまだ寒い日が続いていますが、如何お過ごしですか?
僕が所属していますJBDFでは年始めの選手権であるムーアカップが開催され、熱い戦いがありました。
今月末にはスーパージャパンカップと言うビックコンペがあるので、選手は気合いが入っていることでしょう。
さて先日、こんな事がありました。それは、
生徒様 「先生、リーダーが私の言う事を聞いてくれないんですよ!もう嫌になっちゃう!」
僕 「そうなんですか。所で、何で自分の言う事を聞いてくれないんだと思います?」
生徒様 「わからないですけど、私の事が嫌いなんですかね?すぐに喧嘩になっちゃうんですよ。」
僕 「◯◯さんはリーダーさんとどうなりたいですか?」
生徒様 「それは仲良く力を合わせて楽しく練習したいですよ!でも、私の言う事を聞かないから!直ぐに怒っていっちゃうんです!」
僕 「もし◯◯◯さんが相手から怒って俺の言う事を聞け!みたいな感じで言われたらどうですか?」
生徒様 「それは、まあ、嫌ですけど‥‥‥。でも、私が間違っていれば素直に聞くと思います!」
こんなやり取りが良くあります。
そして、この後お話しはまだまだ続くのですか、やりとりはこの位にして、
皆様はこのお話しをどう思いますか?
選択理論心理学では、『人を変える事は出来ない。』と考えます。
また、『私は正しい、相手は間違っている。だから正してあげるのが私の道義的責任だ』と考えるのは外的コントロールと言ってこの考え方は持ちません。
今回の場合、両方の考え方を持って接しているので、『自分で自分を苦しめやすくしている』と思いました。
良好な関係を築く為にも、また自分が楽しく練習をする為にも『人を変える事は出来ない。変わるとしたらその人の内発的動機付けでしか可能性はない。』
『相手もその時最善の選択をして行動しているんだ。自分と違う考えがあっても良い』
と考える方が良いと思います。
是非、意見の違いを話し合って下さいね!
(2015年2月23日更新)