第19回 自己概念
皆様こんにちは!競技会シーズン真っ只中、ダンスを楽しんでいますか?
さて、今日は『自己概念』について書きたいと思います。
その前に『自己概念』とはなんでしょう?
辞書を引くと、
自分がどんな人間であるかということについていだいている考え。
と書いてあります。
所で、私には3人の子供達がいるのですが、しない様にしている事があります。
それは「怒る事」です。
多くの家庭で良くある事だとは思いますが、子供に怒りますよね?
例えばこうです。デパートに買い物に行った時に子供がトイレに行きたくなった時の事。
「何ぐずぐずしているの!早く水をながしなさい!」
「おまえはパンツ1枚あげられないのか!」「そんな所に手が届く訳ないだろ!」
この時に子供に伝わっているのは、「ぐずで、チビで、パンツ1枚上げられないダメな子」です。
時間がないし、忙しいのはわかりますが、
これでは子供が大きくなった時にどんな自己概念を持つ様になるでしょう?
また、あなたがリーダーやパートナーに次の様に接していたらどうでしょう?
「また音を外してる!音も取れないの?」「痛い痛い!乱暴だなあ。リードが強すぎるよ!」
「しっかりとホールドしてよ!踊りにくいったらありゃしない!」
この時に伝わっているのは、「私は音も取れない乱暴な踊りにくいダンサー。」です。
パートナーの自己概念は下がり、いずれ解消の可能性が高いですよね。
忙しい時や大切なイベントが近くなった時でも深呼吸する時間をもち、
子供にもパートナーにも「大丈夫、君なら出来るよ!」「出来ない所手伝おうか?」
「どうしたらもっと出来る様になるか一緒に考えよう!」
と応援してあげるほうが気分が良いですね!
元気にハツラツとしたダンスを踊ってもらう為にも、
相手の自己概念を下げる様な関わりをしない様にしましょうね!
(2015年5月20日更新)