第20回 過去に囚われるな。
皆様こんにちは!梅雨の時期になり湿気の多い季節になってきましたね。
この湿気のおかげで肌も潤い、日本人は肌が若々しいと言われていると聞いた事があります。
ラッキーですね!
さて、皆様はあの時あんな事が無ければ……。
とか、あの時のあの人のせいでこんな思いをしているんだ……。
とか思ったことはありませんか?
選択理論心理学では過去に焦点は合わせません。
何故ならば、「過去は変える事が出来ない」からです。
変える事が出来るとしたら「過去に対する考え方」ですね!
過去にあった嫌な出来事や憎しみをもった体験に囚われていては前向きな考えを生みませんし、
自分の心まで荒ませる可能性があります。
ですから、僕は過去にあんな事があったせいで今がこんなに大変だとか、
あの時こうしていれば良かった。という風には考えない様にしています。
それよりは将来どうなりたいのか。
その為に今何をする事がより効果的なのか。
こう考えます。
選択理論心理学をベースにしたカウンセリング手法に『リアリティーセラピー』というものがあるのですが、
僕はこのリアリティーセラピーのなかの手法を用いて『セルフカウンセリング』という事をしています。
1、私は何を求めているのか。
2、その為に何をしているのか。
3、私が今している行動はそれを手に入れる為に効果的か。
4、もっと良い方法がないか考えてみよう。
過去を否定するなと言っているのではありません。
過去に囚われる事無く、未来を少しでも良くする為に現在に焦点を当てて、
いま自分が出来る最善の行動をとることが大切だと思います。
追伸。
選択理論心理学における責任の概念は他の人の欲求充足を妨げる事無く自分の欲求を満たす事です。
日本のダンス界をより良い方向に向けて行きたいという事に対して頑張っている事は理解出来ます。
しかし、その行動を起こす時にダンス界に携わる人達の欲求充足を妨げる様な事は良くないと僕は考えます。
それがダンス界を引っ張っていく立場にいる人の『責任』なのではないでしょうか?
(2015年6月19日更新)