第22回 3つのコミュニケーション。「その2」 ~ノンアサーティブなコミュニケーション~
皆様こんにちは!
今回は前回の続き、コミュニケーションその2をお話ししますね!
前回の終わりの方では、自分の気持ちは抑えて相手の主張だけ聞いていれば良いのか?と言う話しをしました。
選択理論を学ぶと、人に自分の思った事を言ってはいけないとか、
自分は我慢して相手の望みを叶えなければならないとかそういっ た事を考えてしまう事があるようです。
この自分の言いたい事ややりたい事は我慢して、相手のやりたい事に合わせる様なやり方を、
「ノンアサーティブなコミュニ ケーション」と言います。
例えば こうです。
ルンバ を踊っている時に貴女がリーダーから
「ヒップツイストの時に手でターンしないで欲しい。手が強すぎて踊れないよ。」
そこで 貴女はこう考えた。
「リー ダーがしっかりとリードしてくれれば問題無く出来るんだけど。
でも、私が言うと機嫌が悪くなるからここは返事だけして黙って従う わ。」
しかし、そういった事をしていると
「私はこんなにしてあげているのに何でこの人は解ってくれないんだ。」
とか、恩着せがましい考えが出てきたり
「あの時我慢しなければこんな事にならなかったのに。」
とか、出来事に対して人のせいにしたりする気持ちが生まれやすいですよね。
我慢は自分に対して 外的コントロールを使っている と言っても良いかもしれません。
しかし、我慢が駄目だと言っている訳ではありません。
ここで選択理論の責任の概念である、『相手の欲求を満たすお手伝いをしながら自分の欲求も満たす』
この考え方が役に立ちます。
例えば、ワルツのナチュラルターンを踊っている時にリーダーがもっと大きなシェイプをしたいと希望したとします。
パートナーも そのアイディアには賛成ですが、もう少し低い位置でストレッチ出来るリードとタイミングが欲しいと言います。
思考錯誤してお互いの希望が叶えらはる!
これが「アサーティブなコミュニケーション」ですね!
という事で、次回はこの「アサーティブなコミュニケーション」についてお話しをしますね!
ではまた。
(2015年8月21日更新)